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2018.07.17 Tuesday

塗装見本と卓番のお知らせ

前回の記事で予告した新文鳥ヘッド4種の塗装見本が完成しました!

 

各ヘッドのご紹介の前にドールアイについての話。

今回のヘッド4種は全て8mmアイに合わせて裏のくぼみを作っていますが、初代文鳥ヘッド(オビツ製作所21-03ヘッド)のユーザーさんがメイクしたものの中には6mmアイでうまい具合に魅力的な顔に仕上げている方もいらっしゃる(ネット検索でみつけた)ようで「へぇー!6mmも使えるんだ〜」と原型作った本人が驚いた事がありました。

新ヘッド群も最初8mmアイの各色をあれこれ付けてみたんですが、どうしても瞳の大きさが大きすぎる感じ(これは初代文鳥ヘッドを作った時にも思ってた)だったので、今回初めて6mmアイも試してみました。

すると、BH-3以外は6mmの方が似合うような気がしました。

 

百聞は一見にしかずということで、まずはBH-2からご紹介↓

ウィッグつける前です。

アイはオビツEY06-G12(グラスチックアイ6mmのレッド)です。

8mmだと目全体がほとんど瞳で埋まって白目がほとんど見えませんでした。

6mm専用で作りゃよかったかな…と一瞬思いましたが、6mmアイなんてかなりニッチな商品なので、8mmも無加工で付けられる方がいいかと結論。

ウィッグを付けた状態↓

ウィッグはパラボックスPW21-02-DB(前髪有りロングストレートのダークブラウン)をカットしたんですが、1/6ウィッグのカールをどうすりゃいいのかわからず、オカルト系の挿絵に出てくる日本人形みたいな感じになってしまいました(1/6サイズのヘアアイロンって無いのかな)。

サイズも3.5インチということで最小のはずなんですが、かなりデカイです。

ギュッと圧縮させるいい方法ないもんかな〜。バラして貼り付けるか。

ちなみにボディはセキグチのmomoko dollの色白タイプで、等身はこんな感じになります↓

服装はmomokoのものに、個人の方が販売してたものを組み合わせ。

かなり小顔なので21cmクラスのボディでも合うかも(まだ試してない)。

 

次に量産直前に大幅に改変したBH-3↓

↑これも最初BH-2と同じく6mmにしてみたんですが…

正面から光が当たってないと人相悪くなっちゃう(笑)ので8mmに変更↓

しかし、8mmだと今度は瞳が大きすぎる気がしたので色でごまかしました。

やっぱ自作アイ作った方がいいのかなぁ…。

ちなみにBH-2では目の取り付け部分のバリを取っただけで違和感がなかったのですが、このBH-3は下まぶたがちょっと厚いように見えたので、裏側から6mmボールカッターで微妙に削ってアイの取り付け位置を微調整しています。

ウィッグはたしかオビツ27WG-S02-05(1/6ウィッグSセミロングのアッシュゴールド)だったと思います。

オビツのSサイズウィッグは他社の3.5インチと比較して、少し小ぶりのようなのでちょうどいい感じです。

ボディはアゾンインターナショナルのピュアニーモフレクション フル可動 XS 女の子 白肌というやつで、等身はこんな感じ↓

かなり子どもっぽいです。

このボディは基本的にアニメ系寄りな造形ですが、デフォルメが絶妙に上手いと思います。

服装は全部アゾンのものです。

 

次は、昨年の夏に手流し量産版を少量販売したBH-4↓

このヘッドは8mmでも悪くはないのですが、今回6mmアイを入れてみたらこれもかなり良い感じでした。

ただ、これもBH-3と同じく下まぶたの裏側を6mmボールカッターで若干削って、アイ取り付け位置を微調整しています。

ウィッグはオビツ27WG-S01-02(1/6ウィッグSショートのダークブラウン)です。

このウィッグが一番ジャストサイズ感あります。帽体も深いのでズレにくい。

ボディはオビツ24BD-F101-S(24cmオビツボディ バストサイズS)です↓

等身的には一番バランスがいい感じになります。関節も各メーカー中ダントツで高品質。

服装はアゾンとmomokoの混成だったかな?

ちなみに8mmアイにピュアニーモXSボディの組み合わせはこんな感じ(昨夏の手流し版ヘッド)↓

このウィッグはグリブ[3-4"]Round Cutのキャラメルブラウン。

毛がかなり細くてしなやかなんですが、縮れもちょいちょいあります。

大きさはやはり若干大きめですが、後ろに寄せてごまかせる範囲でしょうか。

 

最後にBH-5↓

このヘッドも8mmアイは若干瞳が大きく感じるので6mmにしました。

BH-3、BH-4と同じく、まぶた裏の切削でアイ取り付け位置の微調整もしています。

ウィッグは上記にあるグリブのものです。

ボディはBH-4と同じオビツ24です↓

シャツが大きすぎ&汚いのは見なかったことに…(どこのメーカーか失念)。

逆にスカートはアゾンのピュアニーモXS用なので小さすぎですが、胴体が軟質素材なのでなんとか着れました。

靴はオビツ24SH-F001(OBITSU24用 ストラップシューズ)の黒。

 

というわけで新文鳥ヘッド4種、堂々完成〜。今、君の手に!←昔の特撮ヒーロー系超合金のCMのセリフ。

ソフビよりも加工しやすいレジン製ですので、改造や塗装も楽々です。

ぜひ皆様のセンスで可愛くしてやってください。

発売は7月29日のワンダーフェスティバルからとなります(通販は同日、ぼくが帰宅してからになります)。

価格は…

★顔表面に一切気泡やゴミが無いA級品:1,000円

★小さな気泡(1mm以下だけど肉眼で見える)が出てるけど塗装の仕方でごまかせる(と思う)B級品:500円

★目立つ所に気泡が出てるC級品:300円

★ゴミや気泡が多数出てるD級品:100円

の4グレードあります(笑)。

数はそれほど多くないので完売の際はご了承ください。

 

忘れるとこだった、ワンフェスの卓番が決定しました。

ディーラー名:トリブレイン 卓番:6-07-03

です。

ワンダーフェスティバル2018夏、開催日は7月29日(日)、会場は幕張メッセでございます。

出し物は上記ドールヘッド4種、あとは過去作の展示とか、製作中の原型展示もできればいいなぁと思っております。

2018.07.05 Thursday

文鳥ヘッドの仲間が増えました

なんか非常に久々な気がするお仕事関連ブログですが、来たる7月29日に幕張メッセで開催される「ワンダーフェスティバル2018夏」で販売する商品がやっとできました!

 

その商品は1/6ドール用ヘッドです↓

全部で4種類。

商品名は向かって左から「BH-2」「BH-3」「BH-4」「BH-5」と命名。

BHとは「文鳥ヘッド」の頭文字から。数字は制作順です。

ちなみに初代文鳥ヘッドは、ご存知の方も多いとは思いますが、オビツ製作所さんの21-03ヘッドの通称です。

全て8mmドールアイに合わせて作ってます。

素材はポリウレタン(レジン)なので柔軟性はありませんが、一般的なソフビヘッドよりも改造や塗装がしやすくなっております。

 

昨年の夏ワンフェスで販売したBH-4の他に、今回初売りとなるBH-2、BH-3、BH-5も追加しました。

量産方法も前回のBH-4が手流しの自家量産だったものを、真空脱泡機による自家量産にバージョンアップ(でも自家量産…)。

ホントは複製業者さんに頼むつもりだったんですが、原型が全て完成してから、以前お世話になってた複製業者さんに連絡したら、もう個人からの依頼は受けてないとのこと…そういやこの業者さんにコンタクトするのは約6年ぶりだったので、その間に会社も大きく立派になられたようです…。

そこで他の複製業者さんに片っ端から連絡してみたものの、やはり遅すぎたようで全滅。

もう自家生産しかないやんけ〜と思った時、一番身近で何度もお世話になってたダイキ工業さんの存在を思い出しました。

ダイキさんでは過去何回かお仕事をいただいただけではなく、2006年に製作した、手流し方式では難しい複雑な形状のパーツがあるフィギュアキットの「イヴ」の自家量産(この頃はまだ業者さんに頼んだことがなかった)をする時に真空脱泡機(というか工場)を貸していただいたことがありまして、今回も藁にもすがる思いでお願いしたというわけであります。

もちろん社長さんからは快くOKをいただきました。

 

しかし、こんなシンプルな形状のヘッドなら手流しでもいけるんちゃうかと思いますが、前回の旧4型ヘッドの複製でいろいろ不都合がありまして、真空脱泡機ならその全てが解決できるであろうと判断したわけです。

前回の不都合というのは、微細気泡が顔表面に出てしまったことと、個体差で色ムラが出ることです。

微細気泡はレジンの劣化によるものだったので、新しいものを使えば恐らく大丈夫だとは思うのですが、色ムラが解決できていませんでした。

前回では型をホカホカに温めて流し込めば色ムラが出ないという説を採用して、ヨーグルトメーカーを使用して量産しました。

たしかに今のところ色ムラは出てないんですが、過去の色ムラの出方を見て「もしかして、混合不良だったのかな?」と今更ながらに気が付きました。

手流しの際はいつも気泡をなるべく出さないように優しくかき混ぜていたんですが、それが仇となって流し込み最後の方の混合しきれていない液が悪さをしていたのではないかと。

まぁ型を加熱することで解決するとはいうものの、この色ムラは長期間のブランク後に出てきたりと質の悪いものなので、型の加熱だけではどうも不安。

そこで真空脱泡機ならば、劣化(吸湿)したレジンの微細気泡もある程度出なくなる(真空によって水分が蒸発する)し、混合不良も真空による沸騰(気圧が下がると液体の沸点が下がる効果で、常温のレジンもボコボコボコ〜と沸騰します)で完全にかき混ぜられます。

 

というわけで早速、真空脱泡機用の型を作りました↓

手流し用の型はアンダーゲート方式といって、流し込んだレジンが下から注入されていき、型の上に向かって空気が抜ける構造にして型の内部をレジンで満たすやり方なので、型の上に空気の抜けない部分があるとそこに気泡ができてしまいます。

パーツ形状が複雑だと、この辺の型設計で頭を悩ますことになります。

しかし真空脱泡機だと上記写真のように型の上から入れるだけで、空気抜きのルートが無くても大丈夫。

ただ、レジンの溜まるプールを上部に作っておくか、プールがない場合は注型時にガムテで枠を作ってプールの代わりにする必要があります。

そこに混合したレジンを一気に注ぎ込んで、真空脱泡機の蓋をして作動させるとビールの泡のような微細な発泡が始まります。

それが盛り上がってくると次第に泡が大きく、レジンの粘度も水のように下がってボコボコボコ〜と沸騰した状態になります。

その沸騰がピークになったあたり(それ以上変化しない状態)でバルブをプシューと開けてやると一気にレジンが型の中に吸い込まれていきます。

でもそれ1回だけだとまだ中に気泡があるので、何度かバルブを開け締めして中の気泡を吸い出します。

ほぼ気泡が出なくなったら終了。

もちろん上記作業はレジンの硬化が始まるまでの短い時間で終わらす必要があります。

…なんて偉そうに語ってますが、初日は12年ぶりに使う真空脱泡機のやり方をほとんど忘れてて、5回ほど失敗しました…。

そんな作業を2日にわたって続けた結果がこちら↓

2日目も材料が無くなるまでやるつもりだったんですが、途中で型が壊れてしまい強制終了。

この型取り用シリコン、安いんだけど耐久性低いな…次からは多少高くてもちゃんとしたやつ買おう。ていうか早めに完成させてりゃ自家量産しなくて済んだっつーの。

 

さて、重要な商品の仕様ですが、顔表面に一切気泡やゴミが無いまともなA級品に加え、小さな気泡(1mm以下だけど肉眼で見える)が出てるけど塗装の仕方でごまかせるB級品、目立つ所に気泡が出てるC級品、ゴミや気泡が多数出てるD級品、の4グレードができました(笑)。

価格は…

A級品:1,000円

B級品:500円

C級品:300円

D級品:100円

と、させていただきます。

 

首の接続部分はこのような部品が付属します↓

コップのような部品はオビツ24ボディの首接続部に取り付けるもので、これを使うことによって首の脱着が簡単にできるようになり、首の取り付け高さも好みに応じて多少調整できるようになります。

オビツボディ以外のボディ(ピュアニーモとかmomokoとか)にも、ボディ側の軸を少し削る等の小加工で簡単に取り付けできます(削らなくても入るかもしれませんが、かなりキツイです)。

オビツ24ボディのフレームに取り付けた様子(ヘッドはBH-5)↓

ネジ穴もあるのでしっかり取り付けできます。

ゴム部品は接着する必要はなく、はめ込むだけなので簡単です。

黄色い胴体は現在製作中のオビツ24ボディ用の体型変更パーツです。

ちなみに現在こんな感じ↓

オビツ24ボディは非常に良い造形なんですが、まだ多少アニメ寄りな造形であることと、下半身がちょっとムッチリしてるので、もうちょいリアル寄りな造形にして、ぼく好みの華奢な雰囲気に変えようと思います。

内部フレームと関節部分だけ純正部品を使用する形になります。

 

では各ヘッドについて説明。

まずはBH-2↓

BH-2〜BH-4までは2014年にある程度形になってたものですが、このBH-2は左目が微妙〜にズレてるように見えたのでそこだけ修正してフィニッシュ。

ちょっと大人びた顔なのでmomokoボディのような高身長ボディにも似合うんではないでしょうか。

 

BH-3↓

これは元の状態から顔をかなり変更しました。

ちなみに元の顔はこんな感じ(写真のホワイトバランスが違うのでかなり黄色い)↓

元の顔もそんなに悪くはないんですが、こういった微笑などの決まった表情は可動ドールには向いていないように思えたのと、なんかラインナップがツリ目ばっかりになりそうだったので、思い切ったタレ目顔に変更。

改造後はかなり子どもっぽい感じになったかと思います。

 

BH-4↓

これは昨年の夏に販売したものとほとんど同じ顔です。

 

BH-5↓

これは他のヘッドと少し違い、口が半開きになっていて歯が別パーツになっています。

少しローアングルにすると歯がよく見えます↓

フィギュアキットでは何度か歯が別パーツになっているものを作ったことがあったんですが、ドールヘッドの場合、首の接続もあるのでスペース的にかなり厳しかったです(軸が刺さる部分が歯のすぐ後ろに来る)。

歯パーツをかなり小さく作れば簡単なように思えますが、首穴が歯より高い位置なのでかなり入り組んだ構造になってしまい、型作りや、キットの組み立てが非常に難しくなる可能性がありました。

そこで首穴と歯を一体パーツにすることで、シンプルに首穴と歯の共存を可能にしました↓

ズレることもなくカッチリはまります。

 

さて、気になる塗装をした状態ですが、実は昨日量産し終わったばかりでまだ作ってません。

塗装見本は次回の記事で掲載いたします。

2017.07.24 Monday

商品量産中

ここ数日は比較的涼しくて冷房の必要が無くて助かります。

さて、7月30日開催のワンフェスで発売する新型1/6ヘッドですが、只今量産真っ最中でございます↓

今回はテスト販売の意味も込めて自前量産です。

自前生産といえば、時々発現する色ムラ現象(レジンの色がまだらになる)というのがありまして、過去の自前生産キットであるひなたのひなちゃん以前のキットでは、もしかしたらこうした症状が発現しているものもあったかも…というか実際ありました。

この症状が発覚したのはアスカとレイのキットの完成品制作依頼を受けた時でした。

レイの肌色パーツ(顔)に思いっきりレジンが流れた跡そのままのムラが…普通こんなムラが出ていたらすぐわかるので、キット梱包時にはこんなパーツはNGにするはずなんですが、なぜなのか…といろいろ調べると、型から抜いた直後からしばらくは何も問題ないようでも、恐らく揮発成分が抜けきった頃に発現するのではなかろうかということで、上記過去の自前量産キットでは販売後に症状が出ているものもあったと推測されます(そういうキットを買ってしまったお客様にはなんとお詫びしてよいやら…)。

 

それで、この完成品ご依頼キットのクソ色ムラ現象を解決する方法として考えたのが「昔の型を使って改めてパーツを複製する」ということだったんですが、これが何度やっても色ムラが出るという悪夢のような仕打ち。

その型を調べると表面が硬く茶色に変質・変色していました。

それで当時のぼくは「恐らく型表面が硬化したことによって熱伝導効率が極端に変化して、レジンの硬化に何らかの異常を与えたのではないか」ということで、肌色パーツは新たに型を作り直してパーツを複製して解決させました。

型から抜いて完成まで何日か経ってもムラは出なかったので、恐らくこの完成品は大丈夫だと思いますが、つい先日この色ムラに関する新たな情報をつかみました。

なんと、型を40〜50℃くらいに加熱してから注型すればこのクソ現象は起きないとのこと。

なにそれ〜!全く逆に冷やした方がいいのかと思ってた。

過去のエヴァ2体は売れ行きが良くて1個の型で200個近く抜いたのですが、最初の頃に抜いたもの(展示見本)は今もムラがほとんど出ていないことを考えると、何個も連続で抜いて加熱した型の方が悪影響出そうな気がしたんですが…いったいどういう理屈なのか。

 

とにかく今回のワンフェスで売る1/6ヘッドはこのクソ色ムラ現象を絶対に起こしてはならないので、信憑性が高そうな型加熱法を採用してみることにしました。

とはいえ、どうやって40〜50℃に加熱するのかとしばらく考えました。

すぐ思いつくのは定温庫ですが、これはいくら検索しても業務用の何万〜何十万円のものばかりしか出てこないので、他の方法を探ります。

いろんなワードで検索してると「冷温庫」というものを発見。

見てみると小さなポータブル冷蔵庫みたいなもので、仕組みはペルチェ素子を使ったものなので室温に左右されるらしく、レビューを見てみるとあまりいいものではなさそう。あまり高温にもできなそうなのでこれは無し。

次に思いついたのがプラモの塗装用としてバカ売れしているという食器乾燥機。

値段も数千円で買えるのですが、けっこうデカい上に温度も一定にはできない。

ぼくの部屋はアポロ宇宙船内のような狭さなのであまりデカいものは置きたくないし、温度を一定に保てないのも難あり。

そんなこんなで最終的に行き着いたのがヨーグルトメーカー↓

温度調節は25〜70℃で固定可能で、大きさもそれほどデカくもなく、かといって小さすぎて型が入らないというほどでもない。

お値段は送料無料で10,800円とそれほど高価ではなくて一安心。

中にはフタ付きプラ容器もセットできて他の用途にも使えそう(いやだからヨーグルトメーカーなんだってば)。

時間もあまり無いので早速ポチって昨日(22日)到着。

いざ使ってみると内部は数分でかなりの温度まで上昇して、長々待つ必要もありませんでした。

とはいえ型の中まで加熱できないとダメなので、型を入れてから飯でも食って1時間くらい経って中に手を入れてみると見事にホッカホカに加熱されていました↓

ヘッド型がちょうどいいサイズ(豆腐じゃないよ)。

今度から小物はなるべくこの容器に入るサイズで型作りしよう。

ちなみに写真に写っる内部容器のサイズは約13cm径で深さは内部容器のフタを取って外フタを閉めた場合は13.4cmくらい。

内部容器を無くせば径は5mmくらい増加しますが底面は発熱せず、底面中央にある突起によって内部容器が宙に浮いて底面にも加熱された空気が行きわたるようになっているので、内部容器を入れた方が全面を加熱させることができるようです。

 

というわけで、現在このシステムで鋭意量産中です。

ちなみに今回発売する1/6ヘッドは、過去の記事にある「文鳥ヘッド4型」となります。

キット内容としては、ゴムのグロメット(サイドに溝の付いたドーナツみたいなパーツ)がハマるように作ってあるので、多少ボディ側のジョイントの太さが違ってもしっかり取り付けできるように考慮しました。

もちろん商品にはグロメットも付属します。

さらに些細なことですが、顔表面は細かい梨地仕上げで、鼻筋と唇には若干のツヤを出しているので、厚塗り塗装をしなければこのままリアルな質感が表現されるかと思います↓

これは型取り前の原型の写真です。鼻筋と唇のツヤがわかるかと思います。

 

過去の記事で作った試作ヘッドですが、オビツ24ボディに付けた状態はこんな感じです↓

大きさのバランスはちょうどいい感じになったかと思います。

それにしてもこの24ボディ、昔のオビツボディと比べるとすっごくイイ造形になりましたね〜。

このヘッドは過去の記事で制作した試作品なので首の穴はワンオフ制作ですが、今回発売するキットも同じような位置に取り付けることができます。

後日またキットを使った完成見本ができましたら記事をアップする予定ですので、制作過程等の詳細はまたその時にでも。

 

最後にもひとつ、新型ヘッドをもう一個製作中です↓

口の中に歯が入るタイプになります(半開きな口にする予定)。

でもこれはさすがに間に合わないかな〜。

2014.08.11 Monday

1/6ヘッド 第5話「塗装見本完成」

今日は…あーもう昨日でした。10日はお客様がいろいろ質問したいことがあるとのことで、渋谷のBunkamuraギャラリーにて現在開催中の「人形偏愛主義」へ行ってきました。
ぼくの出展は急遽決まったということもあり、今回RSHの展示はいろいろ訳あって見送りとなりましたが、お客様はRSHについて聞きたそうだったのでRSHを持って行きました。
主催者様のご厚意で会場内のテーブルでRSHを展開して、お客様にじっくり見ていただきながらいろいろお話しましたが、他のお客様もお話に加わったりして、非常に楽しい時間を過ごすことができました。
お客様も大変喜んでくれまして、こちらも非常に嬉しかったです。
自分で「いいもんができた!」と思えることも嬉しいですが、やはりお客様に絶賛されるのは至福のひとときであります(笑)。

そんな感じでモチベーションもグイッと上がったところで型取りした4型文鳥ヘッドの作業を進めまして、先ほど塗装見本が完成しました。
以下は前回の記事の続きである、型取り以降の作業です。

前回は粘土埋めの写真が最後でしたが、そこに型取り用シリコン(正しくはシリコーン)を流し込んで顔パーツと後頭部パーツ用の型を完成させまして、ナイフで湯口(レジンを流す経路)を作ったとこまでワープ↓

赤い矢印が注入口、青が排気口。
真空・遠心注型器を用いない場合(つまり手流し)の複製型の形としては「アンダーゲート式」というのがありまして、これはパーツの下からレジンが注入される経路の型で、複雑な形状の原型を複製する際に有効な方法なんですが、レジンを注ぎ込むのは上面なわけなので、上面からパーツの下まで潜り込む経路が必要になり、その分シリコン型の大きさが必要になります(流し込むレジンもその分増える)。
なので、貧乏性…いや、エコノミー&エコロジーなぼくとしては極力材料を節約できる型を作ります。
簡単に言うとパーツをアンダーゲートの一部と考えてルートを構築するわけです。
今回のように小さくてシンプルな形状のパーツならこれでも全然キレイな複製ができます。
ただ、レジンを混合する際にはなるべく泡立たないようにかき混ぜて、レジンを流し込む際にも気泡を入れないように注意します。

複製型で重要なのは
★気泡の抜けが良いこと
★型ズレが起きにくいこと
の2点だと思いますが、気泡の抜けは気体と液体の振る舞いを考えながら原型の配置や角度、湯口の経路を設定すればいいわけですが、たまに流体力学の神秘みたいな現象で謎の気泡ができたりします。
しかしこのヘッドのようなシンプルな形状ならそれほど難しくはありません。

型ズレへの対処はダボの形状や位置、そしてクランプ(型を挟む方法)の圧力加減で決まります。
今回のヘッドでは顔パーツの周りに小さいダボをプチプチ打つのを忘れてしまいましたが、クランプ圧力をそれほど高くしなかったせいか、全然ズレませんでした(後頭部パーツの方には忘れずに打ちました)。
クランプ圧力は高過ぎると型が潰れて型ズレを起こす原因にもなるし、ヘタするとパーツの形状が歪む可能性もあります。
逆に圧力が低すぎるとパーティングラインにバリができたり、最悪の場合はレジン漏れを起こします。

そんな感じで型が出来上がったら早速注型↓

厚みのある方が顔パーツの型。
ぼくが普段やってるクランプは板で挟んで輪ゴムで留める方法です。
大きな型になるとFRPの裏打ち材をボルトで締めたりするようです。
この型では使いませんでしたが、これより大きい型の場合、注入口に漏斗(100均の軟質ポリ素材の醤油差しを改造したもの)を差し込めるようにしておくと、一気にレジンを流し込めて気泡が入りにくくなり(漏斗に溜まったレジン上部に気泡が集まるため)早く注入できるので途中で硬化が始まってしまうトラブルも防げます。
ちなみにこの型の場合、レジン注入速度が遅いせいか気泡が内部に留まってしまう(恐らく顔パーツのアゴから首下あたりの広い面積のルートで、気泡の横からレジンがすり抜けていったと考えられる)ようなので、手で板をグニグニ揉んで気泡を追い出しました。

無事脱型完了↓

これが抜いた直後の状態。
耳のあたりはかなり強引な形状の型でしたが、なんとかズレずに複製できたようです。
ちなみに使用したレジンは平泉洋行のハイキャストミニ(ソルベントナフサ)ニューフレッシュに、レジン用着色剤の青(Mr.キャストナーリキットのシアン)を微量添加して赤味を抑えたもの。色白っぽい肌色になりますが青が多いとベージュみたいになります。
レジンはキシレン成分の少ないのが絶対的にオススメ(ソルベントナフサがそうらしい)。
小学2年生からガンプラ始めて有機溶剤に慣れきったぼくでもキシレンはヤバかったです。

今回の塗装見本は初代文鳥ヘッド(オビツ21-03ヘッド)を画像検索してたくさん見つけた上手なカスタムヘッドの塗装に触発されて、ぜひともマネしたくなったので2個抜いて、一つは今まで通りの普通っぽいメイク、もう一つはいかにもドールらしい、まつげの長い、濃いメイクにチャレンジしてみます。
でもその前に、販売しない塗装見本とはいえヘッドだけではなく、ボディにくっつけて確認できるようにしたいので、首下に穴をあけて接続部分を作ります↓

やり方としてはヘッド首下に穴をあけて、内部にゴムのホルダーを接着するわけですが、このゴムホルダーをどうするかと考えて、思いついたのがバイク工作や電気配線工事なんかでよくお目にかかるゴムブッシュ。
それを一部カットしたりして接着しました(ヘッドにあけた穴の径が微妙に違くてブッシュも違うタイプになってしまいました)。
ボディは個人的に一番好きなスタイルのモモコボディですが、首接続パーツは一部削って脱着しやすくしてます。

接続部ができたらいよいよお楽しみの塗装工程です。
顔の造形も楽しいのですが、それを塗装するのもまた楽しいです。
まゆげの位置や形だけでも全然印象が変わるので、未知の魅力を引き出せるのではないかというワクワク感があります。
まずは普通っぽい感じで…と思ったら左目の上まぶた内部に小さい気泡があって、その中にアイラインの黒が入り込んで透けて、まぶたが一部黒ずんでしまった(泣)のでやむなく濃いメイクに変更↓

1:濃いバージョンはカッコいい感じがいいな…とフリッカーで見つけたガイジンさんのカスタムを参考にベースを面相筆で描きます。
眉毛は水彩色鉛筆をうすめ液でぼかす法。精悍でありつつ男らしくならないようにしました。
2:アイシャドウはやはりムラのないエアブラシの細吹きでしょ〜新しいブラシだからもう細吹きも怖くないぜ!と勇み足で吹いたら塗料が濃かったようで、ダマが出てしまった…しかもなんか左右バランスもおかしいし〜(やっぱ細吹きムズいっす…)。
3:目周辺だけ洗浄してもう一回やり直しだ!とツールウォッシュを入れた皿の上でヘッドを持って平筆でメイクを落としてたら、手が滑って皿の中に落下…ロス・ロビンソン プロデュース的な、ラウド&ノイジーな曲が聞こえてきそうなメイクが完成〜(泣)。
4:しょうがないので全落とし。赤味は染料系塗料で染まっているのでうっすら残ってます。眉毛はもっとこすれば落ちますが、変更しないのでこの上から再メイク。

やっぱ細吹きはもっと経験値稼いでからじゃないと扱えないな!と、まるで自分のレベルが低いとすぐスタミナが底をついてしまう攻撃力バツグンの武器のような(出典:ドラゴンズドグマ・ダークアリズン)言い方ですが、ホントよ〜く練習してからじゃないと無理だわ…。
…というわけで、あっさりエアブラシは諦めて筆だけでシャドウを入れる方法を考える…あ、そうだ眉毛と同じ水彩色鉛筆でやってみよう↓

なんとか上手くいった…のかなぁ?
写真で見る分にはいい具合にムラ無くシャドウがかかったように見えますが、なんか薄汚れてるだけのような気もなきにしもあらず。
濃さもイマイチ薄いよなぁ。まぁこれ以上やると恐らくまた失敗しそうな予感がするので濃いバージョンはこれにて終了。

次は毎度おなじみな感じのあっさりメイクですが、毎度おなじみとはいえ、過去と同じような塗り方では進歩も無いし、そもそも過去の塗装はショボすぎる気がするので(メイク上手い人の見たら自分の塗装はまだまだだな〜と思い知った)今までとはちょっと違う感じで塗ろうと思います↓

1:頬と鼻先のほんのり赤味は恒例として、今回は目周辺をかなりドール的な感じにすべく、まつげを長く濃く描いて、アイラインも黒だけでなく赤味を足した茶色っぽい色で、今までの塗装より派手に入れてみました。
黒塗料(顔料系)と違ってクリアーレッドを使った茶色なので、ボカしが簡単でした(もしかしてアイシャドウも染料系にすれば簡単なのかな?)。
2:眉毛は濃いバージョンとは対照的にカワイイ感じの垂れ眉にしました。唇はもうちょっと濃くしました。
3:肌色が色白過ぎたので、クリアー肌色(クリアー系のオレンジをベースに赤・青・黄で調色)を全体に吹いて肌色を調整。
4:クリアー肌色を吹いたらテカテカになってしまったので、スーパークリアーつや消しでツヤ調整。鼻先や頬で微妙に吹く量を変えて部分的にツヤの具合を変えてます。

完成した塗装見本に8mmドールアイを入れて、モモコボディに装着してみました↓

これは濃いメイクバージョン。
顔の肌色調整してなかったのでかなり色白ですが、ちょっとだけゴスっぽい濃いメイク(のつもり)なので、色白の方がいいかなとこのままにしました。したがって健康的な色味のモモコボディと色が合わなかったので、フォトショでボディの色を調整してあります。
ボサボサウィッグはご愛嬌…っていうか、他のドールアイとかウィッグが行方不明だったのでこれしかなかった…瞳色の薄いドールアイ試したかったのに〜。

そして普通っぽいメイクバージョン↓

写真の撮り方のせいか、ドールアイのセット角度のせいか、白目がかなり影ってしまったので自作アイも試してみました↓

このメイクの場合はもうちょい瞳の小さいアイの方が良さげ。ていうか、この自作アイも瞳デケェな。
瞳サイズの違う自作アイを何個か色変えて作ろうかな。

2型、3型と作ってきましたが、やっぱこの最新の4型が一番いい感じかも。2型3型はダーターでオビツさんにあげちゃおうかな。
ちなみにソフビの初代文鳥ヘッドとの比較はこんな感じ↓

向かって一番左のアイが入ってないのが初代。真ん中が4型の濃いメイク、右が4型普通メイク。
後頭部パーツの大きさがちょっと違いますが、その辺はオビツさんの判断に委ねましょう(初代のそのまま流用できそうだし)。
顔パーツの大きさは4型の方が目袋とこめかみのクリアランスにゆとりを持たせた(ソフビ製造時の抜きやすさを考慮した)ので少し幅広ですが、それ以外はほぼ同じくらいです(ソフビ化したら若干縮むかも)。

というわけで、やっと満足いく文鳥ヘッドの仲間ができたので、あとは原型をソフビ用に改造してサフ処理してオビツさんに持って行こう…その前にアポとらなきゃいかんな。ひょっとして今夏休みかな?
2014.08.06 Wednesday

1/6ヘッド 第4話「作業再開」

4月16日の記事を最後にその後の情報がぱったり途絶えた新型1/6ヘッドですが、約4ヶ月ぶりに作業再開です。
ブランクが空いたのは、展覧会やワンフェスや等身大ドールの仕事があったためです…ゲームで廃人になってた期間もあるけど…
ワンフェスも終わり、時間的ゆとりも多少増えたことに加え、ワンフェス行った後には毎回創作意欲が盛り上がるというわけで、そろそろ1/6の新作フィギュアでも作ろうと思ったと同時に「あそうだ1/6ヘッドが先だ」と思い出したので(忘れてたわけではない)新作フィギュアの前に1/6ヘッド3個を完成させることにしました。

前回は新型ヘッドの「2型」「3型」が納品可能状態まであと少し、4型がクレイ原型完成の段階でした。
まずは4型から。
クレイ原型を型取りしてからポリパテ化↓

ポリパテは超微細な切削が可能なので、仕上げ状態にするにはもってこいの素材です(盛り付けに硬化時間が必要なのが短所)。
他の作家さんはわかりませんが、ぼくはポリパテ無しでは仕上げることはできません。

ポリパテ化したヘッドはレジン製の塗装見本も作っておきたいので(ガレージキット化する場合も考えられるので)ドールアイを仕込めるように裏側も整形します。そのための後頭部切開↓

…まぁレジン化させないとしても、目周辺の仕上げ整形で目に穴があいてた方がやりやすいので結局毎回こうなるんですがね…。

後頭部を切開したら目の穴をあけます↓

表面からの穴あけと同時に目の裏側を、ドールアイが入るようにこの道具を使って整形↓

8mmボールカッターです。
長年使用してるので、もはや刃がすり減って切削能力ガタ落ち(バイク工作で金属にも使ったりしてるからかも)。
ちなみに普段作ってる1/6フィギュアは6mmボールですが、オビツさんからドールヘッド「21-03(文鳥ヘッド)」のご依頼を受けた時に「8mmアイを使いたい」とのことだったので、普段あまりデフォルメを強くかけない造形ばかりしていたぼくは「8mmなんてできるかな〜?」とちょっと不安でした。
そしていざやってみたらなかなかいいヘッドが出来上がりまして(自画自賛)それ以来1/6ドールは8mmで作ることにしてるんですが、文鳥ヘッドには6mmアイを使う方もいらして、それもなかなか魅力的(8mmより瞳が小さくなる=目線強調効果があるってことかな?)。
作った本人だけど6mm使うなんて全然思いつきませんでした。
ホントは同じ眼球サイズでも瞳の大きさや透明部分の厚みが違う、いろんなタイプのアイがあればいいんすけどね〜。

目の裏にボールカッターで球状のくぼみを作ったら、切削面をキレイに整形(気泡が出てくる場合もあるので)しつつ、正確な位置にアイが来るようにするためにポリパテを盛って離型剤を塗った8mmBB弾を位置調整しながらセットしてアイホールを作ります↓

BB弾の後ろに刺さっているアルミ棒は位置を微調整しやすくするためのツマミです。

ポリパテが硬化したら目の穴を整形↓

なんとな〜く目の周りの色が変色してるのは、切削能力ガタ落ちのボールカッターで強引に削ったため、摩擦熱で変質してしまったためと思われます。スゲー時間かかりました(新しいボールカッター買っとかないとな…)。

顔の裏を滑らかに整形したら後頭部との接続面も作り、離型剤を使って後頭部パーツにピッタリ合う接続面を作ります↓

こういう形状の離型が実はけっこう大変で、離型剤が塗ってあるとはいえその接着力はかなり強力で、小さい上に掴みどころの少ない形状だと全然力が入らず、何度もドライヤーで加熱して微妙に歪めたりハンマーで軽く叩いたりしてなんとか綺麗に剥がせました(今思いついたけど、それほど綺麗でなくても大丈夫な後頭部パーツに穴開けて引っ張りゃよかった気がする)。
この後、後頭部パーツもバリや鋭い部分を削る等、キレイに整形。

ここまでが4月の作業。
ここから仕事やらゲームやらでブランクが空いて、ついこの前のワンフェスを経て作業再開。
改めて4型ヘッドを見るともはや恒例のような左右非対称(許容範囲を超えたレベル)を発見したので修正↓

1:左目の下あたりがちょっとボコついてたのと、下唇形状のボリュームを極わずかに増量。
2:右目の形状が下がりすぎてたように見えたので修正。

そして次にレジン化のための型取りのためのサフ処理↓

この場合のサフ処理は塗装の食付き向上のための下塗りではなく、微細な凸凹を消すためのものです。
なので、サフ塗装後に「軽い力で」塗膜がなくなる寸前あたりまで研磨すると写真1のように微細な凹み部分には塗料が残り、凸部分の塗料はなくなる状態になります。
これを何度か繰り返すと凸凹の少ない表面になるわけですが(写真2が完成状態)人の顔は微細な凹凸が必要な部分もありまして、そんな場合はその形状に合った研磨をしないと、せっかく作った微細な3次元曲面も無駄になってしまうので要注意です。
でも大体、無駄な凸凹はなだらかな部分(おでことか頬等)に出やすく、重要な3次元曲面を作った部分は繊細に切削してるので、ほとんどサフ研磨処理しなくても大丈夫なくらいの出来だったりすることが多いです。
とはいえ無駄な凸凹が無くても、結局ヤスリ跡を消したり表面の質感を表現するのに必要となるので、面倒くさいけどサフ処理は必須の仕上げ作業です。

サフ処理ということで、4月に完成間近だった2型、3型ヘッドも同時に処理しちゃいます↓

2型(写真1)はレジン化させてませんが、面倒なのでこのまま納品します(この前段階での型取りはしてある)。
しかし、2型は目の穴が非常に狭いけどソフビ化できるかな?まぁ持ち込んだ時にでも聞いてみよう。
3型は塗装見本も作ったけど…なんかナマイキな顔というか、ヤンチャな顔というか、想定してたイメージとは違う出来になったな…カスタマーの皆様、製品化の暁には皆様の力でぜひ可愛くしてやってください(製品化されるかわからんけど)。

んで、4型ヘッドは現在レジン化のための型取り中↓

今ブログ書いてて思いましたが、せっかく修正した右目もまだ非対称だったことに気が付きました…レジン化終ったら再修正しとこうか…。

そして、日々の作業が終わった後に次の1/6フィギュアのネタとなる絵を描いてました。
次回作は前回の記事にあるように、ちょいエロスな感じでいこうかと思いますが、ワンフェスの成人限定ブースにならないように抑えつつ…って描いてみたらこんな感じになりました↓

ポージングがネコっぽくなったので、首に鈴つけたらちょっとアホ過ぎる衣装になったような…もうちょい考えなおした方がいいかな…。
どちらにしても、前回のプチエロ作であるイヴはポージングが寝姿だったので、設置する部分の造形がもったいない(ある程度平らにしなきゃならない)ってのと、展示スペース的に自由度が低かったのがいろいろ不便だったので、今回は立ち姿でいこうと思います。
あと、イヴやビキニンジャシリーズ(ひかりあずさつばめ)で使用したヒモビキニは組み立てが面倒なので異素材ヒモパーツを使わずに、なんとか「露骨じゃないけど、かなりエロス」を表現できたらいいなぁと思います。
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