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2019.01.10 Thursday

寒中見舞い

2019年。

昭和のSF漫画や映画を見てた世代としては、なんかすごい未来な感じがしますが、いつの間にやら21世紀越えて20年近く経つんすね〜。

しかも平成も終わるとか。時の流れとはなんぞや。

 

というわけで年が明ける前に恒例の年賀状を書かないといかんなぁと思いつつ、やはりなんだかんだで書けず、寒中見舞いとなってしまいました(実際に年末に叔父が亡くなったこともあり)。

ちなみに昨年の年賀状も父の喪中だったために、喪中の知らせ以外書かないつもりでしたが、親戚・親関連以外には喪中ハガキ出してなかったので、自分の関係者向けには寒中見舞いを描きました↓

これブログに載せるの忘れてたので今掲載。

年賀状じゃないから干支じゃなくてもいいかと、バイクの絵にしてしまいました。

実際にはハガキサイズにトリミングされてバイクの前後が消えてしまいましたが、オリジナルはここまで描いてあります。

ホンダロゴの下の英文は1970年代のアメリカホンダの広告にあったものをそのまま引用。

少女の衣装は1970年代(前半)のバイク乗りっぽい感じを意識しましたが資料が少ないので、アメリカホンダのビンテージ広告や当時の雑誌記事の写真などから情報をかき集めて思案。

単なるファッションの情報ならネットでもすぐ見つかりますが、やはり「バイク乗りの」ファッションなんてニッチな情報は少ないようです。

実際に当時をリアルタイムで経験している方ならこういうの体感でわかるんだろうな〜とちょっとうらやましくなります。

ぼくの場合は70年代は物心ついてない&子ども時代だったので、バイクに関しては80年代以降がリアルタイムになっちゃうのが残念。80年代以降なら事細かに思い出せるんですがね〜。

 

そして今年の寒中見舞いはこうなりました↓

今までの昭和30〜40年代前後なノリから、一気に遡って大正〜昭和初期な感じになりました。

やはり寒中見舞いとはいえ、干支は入れといた方がいいだろうということで亥にちなみ…と言いつつMy年賀状恒例のレトロ広告風にしたので「ヰ」以外関係ないです。

ちなみに「ヰ」は旧字体の「ゐ(い)」のカタカナ版です。

イノシシってウィキによると語源は「猪のシシ」で、シシというのは古代大和言葉で肉の意味だったそうで、あの動物は昔は「ヰ」一文字が正式なネーミングだったとか。

そう考えると現在「イノシシ」と呼んでいるのは「猪の肉」と言ってるということか…もはや食材としてしか見られていない感じでちょっと滑稽です。

 

話は寒中見舞いに戻りまして、この絵の元ネタはコレ↓

昭和初期とか大正時代の広告だと思われます(ネットで拾い)。

絵全体はかなりラフでサラッと描いた感がありますが、絵心のある人が描いたんだろうなぁと思わせる魅力があります。

特にやたら切れ長の目がツボです。これはかなりデフォルメされてますが、実際にこんな印象の目ってありますね。

ぼくは女性のこういうタイプの目がけっこう好みなので、寒中見舞いの絵も同じような感じに…と思ったら結局、顔つきもポージングも衣装もほとんどそのままでアレンジさせていただきました。

髪型は当時(大正時代)に流行ったモガのノリなんでしょうか。

当時の眉毛も調べるとけっこう長くてハッキリした弓なり形状が多いので、絵もそういう感じに。

足先は描かれていないのでどうしようかと思ったんですが、ぼくの絵は基本的に身体が途切れることがないように描いてるので、今回も足先まで描きました。ただ、裸足なのか、なにか履いてるのか、ちょっと考えちゃいました。

歯磨きしてることや着ている服装(ネグリジェ?)からして家の中で就寝前な雰囲気を感じまして、そうなると裸足なのかなぁと思いましたが、足の指描くのが面倒なのでスリッパ履かせました。

寝間着がネグリジェなハイカラなご家庭なら当然スリッパでしょうし、調べたら大正時代でもスリッパは存在しているみたいだったのでまぁいいかと。

背後の電灯はレイアウト的に必要ないと思ったのでカットしましたが、洗面台と蛇口はレトロなものを参考に描きました。

細かい話ですが歯ブラシの毛が茶色いのは、昔の歯ブラシが馬の毛かなにかを使っていたと記憶していたので茶色くしました(昔家に未使用品があった。あれどこいったんだろ)。

全体の色味も、元ネタのガリ版印刷のような色合いを意識して紫のような紺色のような色を基準にして、背景の紙は焼けて茶色く変色したような雰囲気にしました。

文章もあまりにいい感じだったので、ほぼ丸パクリさせていただきました。

こういう文章って、やはりリアルタイムでその当時を過ごした人じゃないとなかなか書けないんじゃないかと思います。

漢字の横のルビも再現しました(メインタイトルの歯磨にルビ振るの忘れてた…)。

下のアドレスとQRコードはトリブレインの本サイトと、このトリブレインブログの2つのもので、なぜ2つ書いたのかというと、本サイトの方が古いパソコンやブラウザだと見られないので、ブログの方も載せておいたわけです(wixさんこの辺なんとかしてちょ)。

 

というわけで年賀状改め、寒中見舞いの話でした。

久々に絵を描いてて楽しかったです。

2017.01.06 Friday

お絵描き

いつの間にやら2017年になってしまいました。

皆様あけましておめでとうございます。

 

まず近況から。

昨年の9月頃から父が脳梗塞や胆管結石を発症して入院したことまでは過去の記事で書きましたが、その後胆管結石も治り、いざ退院かと思いきや、約2ヶ月の入院によって87歳の高齢である父の身体はもう歩くことも飲食することもできない状態になってしまい(寝たきりで飲食も厳禁だったため、身体の筋力が衰えて嚥下機能も低下した)お医者さんからはリハビリもできないとの判断で、退院・帰宅は困難となりまして、終末期医療が可能な病院へ転院となりました(医療行為が必須なので通常の特養等の施設には入れなかった)。

転院する頃には父の認知機能もかなり低下して、喋ることも少なくなってしまいました。

父の入院当初はまだ意識もハッキリしてたので、またすぐ治って退院できるだろうとぼくは思ってましたが、まさかこんなに急激に衰えるとは思ってもみませんでした。

入院する直前までは自分で歩いてたってのに。

勾配の緩い下り坂を歩くようにゆっくり衰えるというのは、もしかしたらけっこうレアなパターンなんでしょうか。

現在の父は、ぼくのことを認識することもほとんどできず、点滴のみで生きながらえているという、本人にとってはかなり辛い状態となっております(眠り続けているだけならまだ救われる気がしますが、父はちゃんと意識がある)。

ただ認知機能がかなり低下しているので、そういった辛さをどの程度感じているのかわかりませんが、見舞いに行くとケロッとしているというか、まるで赤ん坊のような無垢な表情でぼくの顔をジィ〜ッと見るだけで、声を荒げたり暴れたりすることもなく、とても静かにしています。

 

というわけで、約7年(母の看病期間も入れると約8年)続いた介護生活から、ぼくはいきなり解放されたわけであります。

もう父の注射や投薬、食事のために定時に家事をする必要も、オムツ替えのタイミングを誤って布団をずぶ濡れにしたりすることも、2ヶ月に1回、早朝から夕方近くまで病院で待たされることも無くなったのであります。

深夜に徘徊を心配する必要も無く、長いこと家を空けることもできる。

父の現在の様子を考えるとちょっと可哀想に思いますが、正直肩の荷が下りたという思いでいっぱいです。

これからぼくはぼく自身の人生を100%生きていけるわけで、仕事も遊びもいっぱいこなしていこうと思います。

 

…と、年始早々ヘヴィな話を書いてしまい申し訳ありませんが、まぁ何かの参考になれば幸いです。

さて年始といえば年賀状です。

昨年は前述のように父のこと以外にも、やること&やらなきゃいけないこと満載で、12月25日までに年賀状を書くことはできず、昨日の深夜(つまり今日)にやっと自分用の年賀状を完成させました↓

もちろん今回も「昭和広告風」のパターンです。もう「年賀状には見えない」とかいう懸念は忘却の彼方。

今年は時間がなかったのでじっくり考えることもほどほどに、すぐできそうなネタを考えた結果、自動車の広告になりました。

干支もやっぱりネーミングだけで表現。スズメ自動車工業(株)の「スパロー(スズメの英訳)」です。もちろん全て架空のもの。

今回、車と少女を別々に描いた後、パソコンに取り込んで合成したら大きさが合わなかったので拡縮で調整したところ、車と少女で線の太さが全然違うという事態になりまして、これはちょっと失敗だったと後悔(書き直す時間も気力も無かった)。

なので、後ほどこのブログには見栄え優先で、車だけの絵と少女だけの絵を2枚アップしときます。

ちなみにスパローの車高は1380mmなので、横に寄りかかってる少女は138cmよりちょい低いくらいでしょうか。昔の車は今の車と比べて小さい車両が多いです。

 

スズメ スパロー800↓

ベースはトヨタ パブリカ(初代)のマイナーチェンジ版。

見た目が初代からガラリと変わったモデルですが、マイナーチェンジなので2代目ではなく後期型と言うようです。

この絵はトレースではなく、見ながら描いたので少し車格が小さい感じになってしまいました(幅が狭い?)が、なかなかぼく好みの感じに仕上げることができました。

昨年のエテコーよりもグラデーションをふんだんに使いリアリティアップ(笑)。

車体に付いてる車名のエンブレムは筆記体ですが、筆記体書いたのは中学1年生以来だったので、ちょっといびつな形になってしまったかも。まぁ小さいからわからんだろうと修正もせずにそのまま使用。

上部のロゴはスズキ フロンテ(2代目)の広告のロゴを参考に、その下の文章は同じくフロンテ広告の文章にパブリカ広告の文章の一部を混ぜて使用。

あと、メーカーのマークも作りたかったんですが、時間が無くて断念。

絵を描くこと自体久々でしたが、こんなに真剣に車の絵を描いたのもすごく久々なような気がします(高校生の頃はMADMAXの車両の絵ばかりノートに落書きしてた)。

 

スパローの横にいた少女↓

これまた時間が無くて深く考えずに描きました。

服装はやはり昭和40年代の自転車(富士フラッシャーSSS5)の広告に写ってた少女のサロペットミニスカと白のハイソックスにインスパイア(笑)されて描いたもの(サロペットのつもりで描いたのに、サイドのウエスト部分を高くしちゃって普通のワンピみたいになってしまった)。

広告の少女はもっとカジュアルな感じだったんですが、年賀状ということを意識して少々フォーマルな色味にしました。

髪型はショートボブばかり描いてたような気がしたので、これまた富士フラッシャー広告の少女のおさげをアレンジ。

背景の机は過去に描いた絵からコピってパースを改変したものを使用。

 

一昨年から年賀状はこの「昭和広告風シリーズ」にしたわけですが、これが描いててけっこう楽しい。金にはならんけど。

でも今回はじっくりあれこれ考える時間が無くてあまり楽しめませんでした。

来年の年賀状はもっと早めに…って毎年思ってんだけど、世の中なかなか予定通りにはいかないもんです。

関係者の皆様にはこれから投函いたしますので、遅い年賀状となってしまうことをこの場を借りてお詫びいたします。

さぁ今年からはガッツリ創作に打ち込む…予定!

2016.01.05 Tuesday

もはや年賀状とは思えない

みなさまあけましておめでとうございます。
遊びブログの方ばっかり書いててこちらのブログが完全放置プレイとなって約半年…は、半年!?
あっれ〜?つい先日まで夏だったような気がするんですが…絶対タイムスリップしたべ。

ここしばらくはバイクのカスタム&納車が大幅に遅れているせいか(発注から約1年以上経ってしまった)カメラという新たな散財趣味を見つけてしまい、撮影スキルや感受性の向上を目的とした勉学に励んでおりました。…という建前で堕落してただけのようにも思える今日このごろ。
年末は25日までに出さないとよろしくない年賀状のことはわかっていながらも、なっかなかいい絵が思い浮かばないままとうとう年が明けてしまいましたが、この度やっと年賀状完成〜↓

カゴヤ工業(株)のオート三輪「エテコー」の広告です。もちろん全て架空の企業&商品です。
しかしどこを見ても猿らしきグラフィックが見当たらず「いったいこれのどこが申年の年賀状なのか」と疑問を抱かれた方もいらっしゃるかと思います。
答えは「エテコー」というネーミングです。そう「エテ公」です。
エテ公ってのは猿の別名とされている呼び名で、詳しくはググッていただければあっさり判明しますが、要するに「さる=去る」という同音異義語からあまり良いイメージにつながらないとかなんとかで、猿という名を縁起のいい名前に言い換えたことが起源だったとかなんとか…(サラッと読んだだけなのでうろ覚え)。
現代では悪口に使われることが多いのであまり良いイメージのない言葉ですが、元々は「公」が付いてることもあって敬いや愛称的な意味合いの方が強かったようです。
あとカゴヤ工業の「カゴヤ」ってのも「お猿の籠屋(かごや)」から引用。

年賀状は2015年から昭和の広告風グラフィックでいくことにしたのですが、最初は「サル」という発音が架空の企業名や商品名にするにしてもイマイチカッコよくない&面白くないので悩みました。
かといって英語の「モンキー」にしても、バイクのHONDA モンキーとか工具のモンキーレンチくらいしか思いつかず、それ以外にイメージが膨らまない。そもそも英語そのままのネーミングも面白くない。
「もっとこう、昭和の広告にありそうな大らかでいいかげんな感じにしたいな〜」と思いながらネットで拾い集めたレトロ広告の画像資料を見ていたら、だんだんイメージが湧いてきました。

レトロ広告(明治〜昭和)は、やたら女性や少女の写真や絵が使われていることが非常に多いように思うのですが(昭和30年代からは特に幼い少女の登場率が高くなるように思える)それは広告の作り手が男性過多の社会だったからなのだろうか?
それともやはり女性や少女の姿が何時の世もフォトジェニックだからなのだろうか?
まぁそんな疑問は難しい学問を嗜んでおられる方々に任すことにして、とにかくレトロ広告はぼくの琴線に触れる魅力的なものが多くて非常に参考になります。
明治〜大正期の広告に登場する女性の絵を見てて気づいたのは、日本髪結ってて着物姿ってのが多いのですが、その多くがかなり和風の顔なんだけど、めっちゃ美人。中にはもはや顔だけでエロい(褒め言葉)のもありました。こういうのって勉強になるわ〜(というか、そういう絵を描く絵師さんにシンパシーを感じる)。

…脱線しました。
その広告群の中から何点かパロれそうなものをチョイスして、さらに煮詰めていった結果、この広告をネタ元にすることにしました↓

散々美人だのエロいだの言っておきながら、チョイスしたのは少女はおろか女性すら登場してないミゼットの広告でした(少女の可愛さとはまたちょっと違うベクトルの可愛さは爆発しておりますが)。
しかしこの広告を見た瞬間に、ローラースルーゴーゴーに乗った少女が昭和広告にありがちなオシャマな口調でセリフを発している様子が浮かんだので、このイメージを逃すまいと早速お絵かきタイムスタート。
ちなみにレトロ広告の少女達が発しているオシャマなセリフの多くは「子どもはそんなこと言わんだろ」と感じさせる不自然さ・滑稽さ・無理矢理感があって、それがまたいい味わいになっていると思うのであります(例:つくりかたがちがうんですって だから こんなに おいしいのね!)。

全体のレイアウトは元ネタをほぼそのまま踏襲する感じにしたので、少女のポージングも元ネタの鳥さんのイメージのおかげでそれほど悩みませんでしたが、細かいパースとかの技術的な部分で少々難儀しました。
サラッと描くとどうしてもエジプトの壁画みたいな平面的な絵になっちゃうんすよね〜。一発で見事なパースのついた絵(特に人体)を描ける人が羨ましい(真似しようとすると絶対と言っていいほど空間が歪む)。
少女の顔はやはりレトロ広告にならって和風な感じにして、髪型は特に飾りっ気のないショートボブですが、眉毛をハッキリ出したので昭和の子ども感がよりアップしたように思います。
服装は定番のミニワンピ。
過去に作った服の模様パターンの一つである四つ葉のクローバー模様を拡大したら、これまた昭和っぽいパターンになりました。
現代の目で見るとミニ度が高すぎるように思えますが、昭和30〜40年代の女児服はこのくらいのミニが定番と言っていいほどの普及率でした。
もちろんオーバーパンツとかインナーパンツといった野暮なものは存在しない、潔くも大らかな時代(笑)。
冬場は毛糸のパンツってのがありましたが、それはもちろん防寒用。ちなみにぼくは男子ですが、幼稚園だかもっと幼い時期に履かされた記憶があります(チクチクして嫌いだった)。もちろんその上に履くのはスカートではなく「半ズボン」。
半ズボンと言えば当時の男子達はみんなハミパンしてたな〜。たま〜にゆるゆるブリーフでハミタマしてる子もいたっけ…いかんまた脱線。
大人の婦人服でもこれほど過激ではないにしても膝上ミニスカは珍しくはなく、ジャイアンの母ちゃんみたいな人もミニスカ履いてたりしてた時代です。
靴下は昭和30年代のソーイング誌の写真でやたら登場する折り曲げ履き(ハイソックスくらいの長さにしてるのが多い)。
靴も定番のズック(水陸両用モビルスーツではない)。

ローラースルーゴーゴーは調べてみたら天下のホンダの商品だったことが判明(初めて知った)。
他社商品をカゴヤ工業の広告にデカデカと載せるわけにはいかんだろう、と個人的な年賀状の架空世界の絵なのに神経質に考えて完全オリジナルデザインの三輪車を描きました(前2輪・後1輪ってのもエテコー号とは逆だし)。
ローラースルーゴーゴーは耐荷重45kg以下の子供専用(後に耐荷重60kgのローラースルーゴーゴー7も発売)ですが、このオリジナル三輪車(カゴヤ工業製という設定)はより丈夫なフレーム構造を持ち、成人男性も乗車可能な耐荷重80kg。
しかしローラースルーゴーゴーのような推進システムは無いので、脚で蹴るか坂を下るかしないと進みません。
折りたためなくて重たいキックスケーターみたいなものです。
サイズ感も成人男性が立ってちょうどいい位置にハンドルがある感じなので、子どもが乗るとハンドルがかなり高い位置になります。
ブレーキはワイヤー式ドラムですがリアのみ。という設定。
あと、元広告にはミゼットの写真が使われていますが、写真みたいな絵を描く時間はないので、これも少女イラストと同様の方法で描きました。
ミゼットの写真を参考にしましたが、もちろんオリジナルデザインです。元のミゼットよりも高級です(笑)。
ミゼット写真の周辺にロービジ化されて佇んでいる謎のキャラやオジサンの絵は時間的にパロれませんでした(こういうのも昭和っぽくて微笑ましいんだけど、忠実に再現するとレイアウト的にホントにダサくなっちゃう危険性もあるので避けたという気持ちもあり)。

そしてこの広告のもう一つの要でもある商品名のロゴ。
これも元広告のロゴを参考に手描きしたものをイラレで処理しました。
その他の文字は既存のフォントの中から似た雰囲気のものを使用。
ロゴ下の説明文は元広告と同様に文頭と文末の長さを揃えているので、字数の違いによってマチマチな、妙な文字間隔が再現されました(笑)。
もうちょい時間があればカゴヤ工業のマークも作りたかったなぁ。

昨年から始めたこの「レトロ広告風シリーズ」は以前の「干支と昭和的少女を絡めるシリーズ」より自由度が高いように思えてきました。
以前の「絡めるシリーズ」は、少女の日常的な何気ない一瞬の姿に干支を絡めようとしてたんですが、それがけっこうムズい。
それと比べて今回のシリーズは広告なので、日常ではありえないコッテコテの不自然ポーズでも大丈夫。
少女である必然性が無いのに少女がメインになってても、昭和の広告なら大丈夫。
なによりも干支の表現が文字だけでも大丈夫になったことが非常に楽です(いったい何に対して大丈夫なのか…)。

というわけで、関係各所の皆様にはこれからこの年賀状をお送りいたします〜。
今年こそは創作に集中力をガッツリ発揮していこうと思う所存でございます。
2015.01.05 Monday

いつのまにやら近未来

前回の日記…いや記事から早2ヶ月経ってしまい、いつのまにやら2015年、あけましておめでとうございます。
2015年といえばもう東京湾にネオ東京がなくちゃおかしい時代じゃないすか(出典:アキラ)。
超能力少年達はいないけど、漫画には描かれてなかった携帯電話がここまで進化するとは思いもよらなんだ…。

さて、前回の記事の後、RSH-A2を納品した後早速A3の製作にとりかかったのですが、時間に追われて作ったせいか塗装見本を完成させてから「…全然ダメやんけ!」ってことに気づきまして(遅い)やむなくA3の納期は遅らせてもらいました(詳細は後日改めて記事にする予定)。
やっぱり慌てて作業してもいいものは出来ないっす。職人失格でございます。

というわけで年末はのんびりできるかと思いきや、なんやかんやと忙しくて年賀状を書くことが出来ず、昨日やっと書きました↓

今までの年賀状は「干支と昭和的少女をさりげない雰囲気で絡める」というノリでしたが、最初の2003年(ひつじ)から1周したということで、今年からは「レトロ広告風シリーズ」でいってみようかと思います。

とりあえずこの絵の説明をしときます。
まず女の子が妙なポージングをしていますが、これは去年の春頃からハマったベビーメタルの「ギミチョコ!!」の振付の一部を拝借したものです。
これは全然レトロどころか今が旬な存在ではありますが、年賀状のネタを考えた時に、このポージングとレトロ広告の組み合わせがパッと頭に浮かんで「もうこれしかないっしょ〜!」と決めたのであります。時間もなかったし。

ちなみにベビーメタルが結成した当初発表してた楽曲(イジメダメとかドキドキモーニングあたり)は、学生時代に慢性スラッシュ中毒だったぼくにはちょっと違和感があって(バックバンドのガイコツスーツは正直ダサいと思った。神バンドは大正解だと思う:笑)スルーしてましたが、去年の春にYouTubeで見たギミチョコの動画で楽曲はもちろんのこと、かなりぶっ飛んだ可愛い振り付けや歌詞(両サイドのコーラスが非常にいいスパイスになってる。もちろんボーカルもうまし)に心鷲掴みされてしまった次第であります。
ちなみにギミチョコはこれまたぼくが昔(もう十年以上前だとさ…)聞いてTHE MAD CAPSULE MARKETSの人が作曲されたそうで、なっるほっど〜!て納得しちゃいました。センス良し。

…おっと脱線、年賀状の話に戻ります。
女の子の横にある広告のコピー「ワタタタタタタ…」は、これまたギミチョコの歌詞からの引用(ユイメタルに似せて描いたのでワタタです。ちなみにモアメタルの場合はアタタ…ってどうでもいいか)。
ワタタ以降の文は実際に存在した昭和30年代の広告(森永ミルクキャラメル)から拝借したもので、オリジナルは「タンタンタンと おどるまえに うたうまえに いつもたべます」というもの↓

「おどる」だの「うたう」だのベビメタにピッタリなこのコピー。我ながらナイスな発見(笑)。
タンタンタンってのはロゴの下にも書いてありますが、この当時ラジオで放送されていた「エンゼルタイムたん子たん吉珍道中(提供:森永製菓)」というドラマにかかってるんだと思います。
「たん子たん吉」というネーミングはこの二人が狸の化身だから(たんたんたぬきの…って歌からきたんだろうなぁ)。
その下の「★ミルクがどのチョコレートよりも…」ってのもこの広告から拝借してキャラメルをチョコに替えただけ。
全体的な雰囲気やフォーマットはこの広告をメインに参考にしました。
ちなみにこの広告に写ってる松島トモ子さんは今でも有名な女優さんです。芸歴長い!

チョコレートのパッケージはアドビのイラストレーター10(以降イラレと表記)のフォントでお手軽作成ですが、ヒツジ製菓のマークは一応デザインを考えて紙に絵を描いてスキャンして、イラレでフィニッシュしたものです。
あまり悠長に考えてるヒマも無かったのでデザイン案2発目で採用(笑)。
ヒツジの頭にある文字もホントは手書きレタリングっぽくしたかったんですが、面倒になって既存のフォントを使用。
でもまぁ即興で作った割にはけっこうレトロっぽくできたかと思います。
レトロな企業マークって妙にリアルな描写が入ってたりして怖カッコイイな〜と常々思います。

左上の「ヒツジ ミルクチョコレート」っていうロゴはフォントではなく手書きレタリングをイラレで処理したもの。
こういう絶妙なレトロ具合のフリーフォントってあるのかな?
フォントだと「レトロ」と銘打ってはいてもやたら小奇麗にできてて「中途半端な手書き感のあるレタリング」ってのはなかなか無いんすよね〜。
「レトロ風の今のバイク」と「本物のレトロバイク」の違い、みたいな(笑)。

それにしても昭和(主に前半またはそれ以前)のレトロ広告はどれも「完全に洗練されきってない」のがとても魅力的に思います。
デザイン的に考えたら「これ邪魔でしょ〜」っていう文字や絵や模様を気にせず入れるその潔さ、まったく商品と関係ない被写体、モデルさんの不自然なポージングやロケ場所、言葉使いが妙に古臭いコピーや説明文、色のバランスなんて考えてないような大胆な配色、絵描さん雇えなかったのかと思ってしまう、妙に味のあるイラスト…等、現代ではなかなかお目にかかることのできない要素が、もはや濃厚な芸術であるとさえ感じてしまいます。言っときますが上記すべて褒め言葉です(笑)。

というわけでちょっと遅れましたが、関係各位の皆様にはこれからこの年賀状をお送りいたします〜。
あ!家(父)の年賀状も書いてなかった〜。
まだまだのんびりできなそうです…。
2014.07.05 Saturday

融通の効かないアホ

つい先日、バイクのチタンボルトを買ってるネットショップ「プロボルト」さんから英文で(イギリスのショップなので)顧客情報が漏れちゃった〜スイマセン的なメールが届きました(もちろんこんなフランクな文面ではなく誠実に謝罪してます)。
幸いぼくはクレカ情報は入力してなかった(実は持ってない)のでそれほど重大ではないんですが、パスワードを多くのショップで使い回していたので、こりゃさすがに変えとかないとまずいかな〜と、一昨日の夜から過去にアカウント登録したショップやサイトのパスを変更して回ってました。

サイトによってはパス変更のための確認メールを一旦受信して、そのメールに記載されているアドレスにアクセスして変更が完了するといったシステムもあるので、ちょいちょいメールを手動で受信させていたら、明け方5時頃にいきなりメールサーバーが反応しなくなり「接続できません」といったエラーが出てきました。
そこから約1〜2時間あれこれ試行錯誤したもののつながらず「こりゃサーバーの方でなんかあったな」と判断して一旦就寝。
翌日の昼過ぎに再度メールを受信させたらあっさり復旧してたので作業を再開。
ところが約2時間後に再び接続障害が発生。
ちょっとこのへんの記憶が定かではないのですが、たしかこの時メールアカウントのパスも変更したようなしないような、といったタイミングだったのですが、パス変更のやり方は間違ってないと思ったので、その他原因を考えていろいろやってみたんですが一向に直らず、こりゃやっぱりサーバーかな、とauのサイトで障害情報を確認(ネットはつながってる)すると、この地域は当てはまらない。しかし、ほぼ毎日いろんなとこで障害が発生しているのが気になる…。
もうわけわからんのでauに電話。
聞くとサーバーの方は特に問題は無しとのことだったので、アドバイスを受けて設定を正しい状態にして(なぜか変な設定になってた。デフォルトがそうだったのか?ちょっと謎)変更したパスも文字数を超過してたようで、これも元のパスに戻して再度接続トライしてみましたが…まったく変わらずダメでした。
しかし、あれこれやりとりしてるうちに、どうもアカウントのパス設定に問題がありそうだという雰囲気になってきたので一旦電話を切って自分で調査することに。

ぼくは一応パス関連はメモってあるので間違えることはないと思ったのですが、過去何度かパス変更した際に作った定番パス(笑)が何種類もあったことから、このメールアカウントのパスがどれだったのかわからなくなってしまいました(メモりかたがマズかった)。
結局メールブラウザを介さずメールサーバーにアクセスできるページ(WEBメール。ネーミングがややこしいんだよな〜)にログインするためのアカウント入力画面でパスを何種類かやってみたら2個目も間違っててロックされてしまうという事態に(てか2個目でダメなの?厳しくない?)。
時間をおけば再度入力できるようになるのでしばらく待って再トライしましたがやっぱりダメ。

そこでネットでいろいろ調べると、どうもここ最近auの接続障害が全国で頻発してるとの記事が多数ヒット。
でも今現在の情報が出てこない。
もうわけわからんのでまたauに電話。
するとどうもその日にぼくの使用しているサーバーで障害があって夕方に復旧してたので、その影響ではないかとのこと。
要するに障害がけっこう大規模だったらしく、障害が直った直後なのでアクセス過多になって接続しづらくなっているのでは?ということでした。
「な〜んだ、それなら時間おけば大丈夫か、こっちの設定じゃなかったんだ良かった〜」と一安心して一夜明け、先ほどメールを起動してみたら…なぬ!まだつながらない!
んも〜!ほんっとデジタルな世界はわけわかんないなと腹立たしさを覚えつつも再度アカウント接続トライを開始。
しかし状況はやっぱり昨日と変わらず。

次に昨日ロックされたWEBメールのアカウント入力画面へ。
最初に「これが正しいパスのはずだ」と入力したら「アカウントもしくはパスワードが間違っているので云々…」とのことでやっぱりダメ。
つーか「アカウントもしくはパスワード」じゃなくてどっちが間違ってるか明言してくれよっての。正しいID&パスがわかってるんならどっちが間違ってるか言えるでしょうに。
でもまぁIDはメアドなので間違えようがなく、やはりパスが原因のようです。
ちなみにこのauのアカウント関連でパスを再発行するとなると、正しいパスか臨時パスを郵送で送る(速達も可)というシステムらしい。めんどくせ!なのでこれは却下。
で、ふと「そういや一番古いパス入れてなかったような気がするな」と一番古いパスを入力すると…なんだよ!これかよ!と思わず声を出してしまうくらいあっさりログイン。

まとめると、最初に接続障害が起きた原因はサーバー障害で、2回目の接続障害はパス変更後にそのパスが文字数超過してたことが原因で、パスを戻しても直らなかったのは「元に戻した」と思ってたパスが実は元のパスではなかった、という実にマヌケでタイミングの悪いややこしい話でした。

それにしても、諸悪の根源は、多くのパス入力画面でその入力文字が見えないようになっていることなんじゃないかなと思いました↓

もちろん他人から見られる危険性もありますが、一人で使うのが当たり前の人はそんな心配する必要もないわけで、せめて個人で選択できるようにしてくれればいいのにな〜と思って検索したら、ネット関連の偉い人達の間でもこの問題が議論されてるようです。
でも結局今は「パス見えないタイプ」が主流。
この方式を推す外人さん曰く「インターネットカフェや職場でパスワードをのぞき見される不安は大きい。友人の目の前でわざわざ“パスワードを隠す”にチェックを入れるくらいなら、最初から見えない方がいい」と実に一方的な理論を展開しててなんか腹立つ〜。
インターネットカフェや職場で一切使わない家庭用デスクトップPCはのことを全く考えてないし「友人の前で〜」ってのはかなり言い訳がましい。そんなの無言で選択すりゃいいじゃんよ。そんなことで気まずくなる関係の友人なんて存在するのか?
こういう融通の効かないアホが発言力持ってるとホント迷惑だわ〜。

というわけで、こんなクソトラブルのおかげで約2日無駄になってしまいました。
しかし今回、2度目のトラブルには関係なかったものの、auの障害多過ぎやしないか?
どっかから攻撃されてんのか?って勘ぐっちゃうくらいの頻度。
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